今回は、面白い本を見つけたので紹介。
それがこちらの「バカが武器」(福留洋之 著)という本です。
僕も最近は「面白さ」ってすごく大事だよなー、
と考えていたので、学べることがたくさんありました。
この本読んで思ったのは、
バカなことも本気でやるとカッコいいんだな、ってこと。
個人的には、自己啓発書やビジネス書なんかより、
よっぽど役に立つやん!と思いました。
なので、ぜひ読んでみて欲しい一冊。
コンビニアイスを食べるお仕事?
著者の福留さんという方は、
コンビニアイス評論家という専門家を自称してます。
ワケわからん肩書な上に「自称」(笑)
コレだけ聞くと、ただのおかしな人に思うはずです。
僕も最初はそう思いました。
でも、彼の運営しているコンビニアイスのレビューサイトは、
かなりアクセスが集まっているそうです。
実際僕も検索して調べてみたんですが、
ホントにかなり上位にいたので、
相当アクセス数があるかと思います。
(内心疑ってました…。ごめんなさい。)
でも、見た感じ、
けっこうフツーのレビューしてるだけなんですよ(笑)
なんか僕のイメージでは、
もっと面白おかしくブッ飛んだサイトなのかなー
と思ってたので、そこは以外でしたが。
ただ、福留さん自身も言ってるのですが、
この「コンビニアイス」という
超ニッチなテーマを選んでいるからこそ、成功したんですよね。
ニッチマーケティングについては、
僕も以前記事にしたことがあるので、
よかったらこちらも読んでみてください。
今やどの分野でも専門家なんて、うじゃうじゃいますからね。
そんな中で、自称専門家なんて名乗っても、
ふつうは誰にも相手にされない。
でも、「コンビニアイス」という
超マニアックかつ範囲を極限まで絞ったのが、
功を奏したワケです。
コンビニアイスが好きだから、とりあえずサイト作ってみた
↓
めちゃくちゃアクセス来た
↓
たくさんの仕事の依頼が来た
と、好きなことをビジネスにしてしまった。
コレってめちゃくちゃカッコよくないですか?
僕は素直にカッケーと思いました。
今は、僕もこうやって情報発信とかするの好きになりましたが、
最初は、別に何も面白いと思わなかったし、
ただ稼ぎたいからやってるようなもんでしたからね(苦笑)
だから、最初から好きなことをビジネスにしてしまう
っていうのは、昔の僕からしたら本当に羨ましい。
ただ、こうした成功したのは、
「ちゃんと行動したから」なんですよね。
この本の中でも、福留さんは、
自分はバカだから考えるより先に行動していた
と言っています。
やっぱり行動力って大事なんすよ。
でも、みんな頭の中ではわかってるんだけど、
なかなか実行には移せない。
(僕もそうだったので、この気持ちもよくわかる)
だから、何も考えずに行動できるってのは、大きな武器になる。
こういう姿勢はどんどんマネしていきたいなと。
バカも極めりゃ大きな武器になる
あと、この本では、いろんなおバカなビジネスで
成功されている人たちが登場するのですが、
それぞれがバカを「極めてる」んですよ。
だからね、なんていうか、
バカのプロフェッショナルなんです。
読んでて、よくこんなことに
ここまで情熱を注げたよなw
って思うことばかり。
だけど、ふつうなら僕みたいにやる前から、
そんなのムダだ、って思って結局何もしないんだけど、
この本に出てくる人たちは、それをとことん追求する。
こうしたムダなことを本気でやってるからこそ、
そこに面白さが生まれるんですよね。
まあこの本読んだからって、
彼らみたいに、おかしなこと、好きなことをやって、
いきなり成功するってのは難しいと思う。
だけど、考え方の部分に関しては、
すぐに使えると思うんですよね。
とにかく行動してみるところとか、
自分の好きなことでコンテンツ作ってみるとか。
人の役に立つ、っていう点を度外視して、
まずは自分のやりたいことをやってみる。
ビジネス視点で考えると、
お客さんありきで考えないのは、どーなのよ?
って不安になるかもしれない。
僕もビジネスの勉強をそれなりにしてるので、そう思う。
でも、自分には人の役に立つものなんて作れないなんて考えて、
何もしないより、よっぽどいいじゃん、とも思う。
この本読んで、僕はもっと好き勝手に
やりたいことやってもいいんだな、って気づけて、
これからコンテンツ作るのが、もっと楽しみになった。
それがウケるかどーかはさておき、
自分の好きなことやって、それが誰かの役に立つなら最高だよね。
やりたいことはあるのに、
考えすぎちゃって、立ち止まっている人にはかなりオススメ。
別にビジネスやってなくても、
たくさん学びはある良書だと思うので、
ぜひ読んでみてほしいなと。
読んでいただき、ありがとうございました。
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