今回は、ネットビジネスのセールスレター
(あの長っぴろい1カラムのページ)でおなじみ、
コピーライティングの「4つのNOT」について話していきます。
もともとは「3つのNOT」だったんですよね。
だけど今は4つになったという…
ふつうにまとめてもつまらんので、
今回は女子高生が話してそうな会話を例に、
この4つのNOTを紹介していきます。
タイトルはお察しの通り、
「もし○ら」をパク…じゃなくて、参考にしてます(笑)
目次
4つのNOTとは?
そもそも4つのNOTが何なのかよくわからない。
というあなたのために、まずはマジメに解説しておきます。
動画の途中でヘッドセットが電池切れしそうで、
ピコピコなってるけどスルーして下さい(苦笑)
コピーライティングの「4つのNOT」とは、
- NOT OPEN:開かない
- NOT READ:読まない
- NOT BELIEVE:信じない
- NOT ACT:行動しない
という商品を売るための4つの障壁のことです。
これはブログでも、メルマガでも、セールスレターでもいっしょ。
この4つを超えないことにはどうしようもないんですね。
では、一つずつ解説していきます。
NOT OPEN:開かない
めちゃくちゃ気合入れて作った
メルマガやブログを開封すらしてくれない…
これが一つ目の壁、「NOT OPEN(開かない)」です。
たまに、自分が一生懸命書いた記事だから、
絶対に読んでもらえると思っている人がいますが、
これはまずありません。
基本読んでもらえないものとして、
考える必要があります。
具体的な対策としては、
- SEOで検索上位に入る
- SNSで投稿する
- 魅力的なタイトルをつける
とかですね。
まずは読ませるための工夫が必要です。
そもそも読まれなきゃ、何も始まらないので、
この開かないという壁を乗りていきましょう。
NOT READ:読まない
メールを開いてくれたけど、
最後までしっかりと読んでくれなかった。
それがNOT READ(読まない)の壁です。
「開封してくれたら、ちゃんと読むんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、そんなことありません。
とりあえず開いて、サーッと流し読みして、
つまらないと思われれば、読んでもらえません。
なので、本文もしっかりと読ませる工夫が超重要です。
例えば、改行を使ったりして読みやすくするとか、
相手に伝わるようにわかりやすく伝えるとか、
感情を動かす文章を書くとか。
こんな風に、読ませるために、
いろいろなことを考えなきゃいけません。
NOT BELIEVE:信じられない、理解できない
一通り読んでもらえたけど、やっぱり信じてもらえない。
その段階がこのNOT BELIEVE(信じられない)の壁。
ここでは、客観的なデータ、
(証拠画像や口コミなど)を用いて、
客観的な根拠を上げられると信ぴょう性が高まりますね。
こういう証拠が用意できる場合は、
積極的に使うようにしましょう。
とか言いつつ、僕はぜんぜん使ってませんが(苦笑)
アドセンスって、報酬画像とか載せるの規約違反なんすよね…
だから使えないってのが正しいのですが。
たまにアドセンスの画像載せてる人いるけど、
アレ本当はダメですからね。
特にアドセンス系はいろいろ厳しいので、
変なところでアカウント停止くらわないよう
細心の注意を払いましょう。
NOT ACT:行動しない
最後にNOT ACT(行動しない)の壁。
確かに、言ってることは信用できそうだけど、
結局行動まではしてくれない。
この最後の行動に移してくれない人は多いです。
これはネットビジネス始めた後もよくあります。
やる気はあるけど行動しない。
つまり、実際に行動に移すのって、
かなりエネルギーがいることなんですよね。
「人は行動できない生き物である」
という認識を持っておきましょう。
だから、「登録はこちら」とか「購入はこちらから」みたいな
やたらでかいボタンをどのページもつけているワケです。
あそこまでデカデカとあったら、
「ここを押せばいいのか」ってすごいわかりやすいから。
これがもし超ちっさいボタンとかだったら、
よほどのマニアでもない限り、誰も押してくれません(苦笑)
行動のハードルを下げてあげる。
これがとても大切です。
JK(女子高生)が『4つのNOT』を使うとこうなる
では、今回のメイン「もしヨン」。
(良い略し方が思い浮かばなかった…苦笑)
テーマは「告白」。
A子は、大好きな先輩に告白したい。
でも、なかなか告白する勇気が持てない。
親友のB子に告白する勇気をもらうために、
A子はB子にさりげなく相談する…
というのが今回のシチュエーション。
A子とB子のイメージ↓
「4つのNOTと何が関係あるんだよ!?」
と思うかもしれませんが、ちゃんと関係があります。
A子はB子に対して、「告白する勇気をもらう」
というオファーをしているんです。
オファーって言うと、商品を売るためだったり、
新しい仕事の提案とかだと思われがちですが、
基本、誰かに何かお願いするのは全てオファーと考えられます。
人にお願いする時は、常にこの「オファーする」
という感覚を持って、どうしたらこの人は思い通りに動いてくれるだろう?
と考えることで、ビジネス力も鍛えられます。
つまり、交渉術のことですね。
何だか人を操っているみたいで、
怖いと思うかもしれませんが、
相手のためを思って行動させることは、
別に悪いことでも何でもありません。
それで相手に良い影響与えられるワケですから。
お客さんをより良い方向へ、導いてあげるのがビジネスの基本。
つまり価値を提供するってことですね。
ぜひ、このオファーの感覚を常に意識してみてください。
さて、話しが飛んでかないように、
オファーの話は、この辺にしときましょう。
では、物語の始まり始まりー。
~NOT OPENの場合~
A子
「私○○先輩のことが気になってるんだよね…
だから告白しようと思ってるの。
でもなかなか勇気が出なくて…
ねぇB子。どうしたらいいかな?」
B子
「え?そんなの自分で考えなよ…」
A子
「(B子、そんなのあんまりだよ…(泣)」
これがNOT OPENの場合。
この場合は開かないっていうより、
先輩のことも、A子のこともどーでもいい。
つまり興味ナシって感じ。
親友としてどーなのよ!?
という話はとりあえず置いといて下さい(苦笑)
4つのNOTに当てはめているだけなので。
※ふだんはとっても仲良しなコンビですので、安心してください。
~NOT READの場合~
A子
「私○○先輩のことが気になってるんだけど~(以下略)」
B子
「ああ、○○先輩?別にいいんじゃない?」
A子
「うん、そうかな…。ありがと…」
NOT READは一応話を聞く気にはなったけど、
結局興味を持てなくて、そっけない返事のB子。
これもオファーは失敗ですね。
~NOT BELIEVEの場合~
A子
「私○○先輩のことが~(以下略)」
B子
「○○先輩って確かに顔はカッコいいよね。
でも超チャラいってウワサだよ。
だから止めときなって…」
A子
「え?うん…。じゃあやめとく…
(見た目はチャラいけど、ホントは良い人なのに…)」
NOT BELIEVEの場合、
ちゃんと話は聞いてくれてるんだけど、
相手の先輩のことがどうしても信用できない。
だから、友達のためを思って引き止めるB子。
ようやく親友として、まともになってきましたね(苦笑)
でも、「告白する勇気をもらう」
というオファーに関しては、まだまだ成約ならず。
~NOT ACTの場合~
A子
「私~(以下略)」
B子
「○○先輩かー。確かに爽やかだし性格も良さそうだよね!
でも、あれだけカッコ良くて性格良かったら、相当モテるんじゃない?
告白してもかなりキビしくない?」
A子
「やっぱりそうかな。う~ん…」
これがNOT ACT。
先輩は良い人だと信じてもらえたけど、
「告白の後押し」まではしてもらえなかった。
でもいいところまでは行ってます。
あとひと押しですね。
~全てのNOTを乗り越えた場合~
A子
「私~(以下略)」
B子
「そっか!先輩すごく人気だけど、A子ならいけるよ!
がんばって勇気だして告白してきな!」
A子
「B子ありがとう!おかげで勇気が出たよ!
今から告白してくる!」
告白の結果はどうあれ、
告白するための勇気をB子からもらうことができました。
これが4つのNOTを乗り越えて、
オファーが成立した時の場合。
こうやって、よくある日常生活の会話を切り取って、
コピーライティングを勉強すると、
ふつうに勉強するよりはずっと楽しく学べるかと思います。
やっぱり受験みたいな
ひたすら詰め込む勉強はつまらんのでね。
ぜひ自分の生活の中で、
この4つのNOTを乗り越える訓練をしてみてほしいなと。
交渉術ができると、ビジネスはかなり上手く行くので。
でも、おっさんが
女子高生の会話を考えるのはキツかった…
読んでいただき、ありがとうございました。
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