今回はコピーライティングスキルの一つである、
「FAB」の公式というものがあるので、
これをわかりやすく解説していきたいと思います。
これをちゃんと使えるようになると、
売りたい商品の魅力を、お客さんに正しく伝えることできる。
つまりたくさん売れる、というワケです。
なので、ビジネスをやってる人は、
ぜひとても覚えていただきたいですね。
まだコピーライティングを勉強していない初心者でも、
かんたんに理解できるように解説しているので、
身構えずに気楽に読んでみてください。
目次
FABって何なの?
まず、FABについて、サラッと紹介すると、
3つの単語の頭文字をとってFABと呼ばれています。
F:Feature(機能、特徴)
A:Advantage(利点、メリット)
B:Benefit(利益、素敵な未来)
まあこれだけ言われても「だからなんやねん!」
と思うはずので、これから具体的な例を紹介して解説していきます。
例:アーティストのライブチケット
今回はアーティストのライブチケットを例に考えてみましょう。
僕がMr.Childrenが好きなので、
ミスチルのライブチケットにします(笑)
Featureは何?
ここでいうFeature、つまり特徴は、
ただの紙切れってことです(苦笑)
チケットって紙ですよね?
これが商品の特徴になります。
Advantageは何?
Advantage、つまりメリットというのは、
「ミスチルのライブに行ける」
ということになります。
チケットという紙切れがあれば、ライブに行ける。
だからこそ、あんな紙切れに、
数千円という価値が生まれるワケですね。
Benefitは何?
Benefitは利益、言い換えれば素敵な未来をイメージさせる。
というのがBenefit。
今回のチケットで言えば、
「ミスチルの音楽を生で聞くことで、
臨場感や一体感、感動などを味わえる」
これが素敵な未来ということです。
で、これを上手に使うことで、
セールスの成約率が高くなるという話です。
次は、このスキルを具体的に活かすためには、
どう使えばいいのかを解説していきます。
FABを使ったセールス事例
基本的には
B(Benefit) ⇒ A(Advantage) ⇒ F(Feature)
で商品の魅力を伝えていく方法が有効です。
では、ダイエットサプリを例に考えてみましょう。
ちなみに、ダイエットサプリ飲んだくらいで、
激的に痩せるなんてことはありません(苦笑)
あれはラクして痩せたい人たちをターゲットにしていますが、
本気で痩せたいなら、食事制限や運動をしないとムリです。
確かにサプリを飲むことで「痩せやすい体質に近づける」
というのはできるかもしれませんが、それでも飲むだけでは、
ほとんど意味無いですよーということですね。
ちょっと余談になってしまいましたが、
本題に戻ります。
まずはBenefitを伝えます。
「私は痩せたことで、
自信が付いて、素敵な彼氏ができました!!」
これがBenefit。
やせて自信がついて、おまけにイケメンの彼氏もできちゃった、と。
ここで、痩せたらこんな素敵なことがありますよー
ということを見込み客にイメージさせるワケですね。
こんなこと言われたら、太って彼氏がいない人からしたら、
「どうしてやせることができたの?」
とめちゃくちゃ気になりますよね。
では次に、Advantage。
「私はあるサプリを飲んだだけで、
1ヶ月で4.7kgの減量に成功しました!」
ここで、ダイエットサプリを飲んだことで、
やられたメリットを紹介しているワケです。
で、最後にFeature。
ダイエットサプリはいろいろなものが売ってるので、
その中で、自分が紹介しているサプリを
選んでもらわないと、売上にはなりません。
だから、自分の商品の良さをアピールしていきます。
「○○という脂肪燃焼に良い成分がいっぱい入っています。
この成分がこんなに入っているのはウチのサプリだけで!!」
こんな感じです。
こう言われたら、他のサプリよりも、
脂肪がたくさん燃えるから、痩せやすいのかな?
と思ってもらえるワケですね。
これで、自分の商品を選ぶべき理由ができました。
この流れで商品をセールスできれば、
あとは買ってもらうだけですね。
ここまでちゃんとできれば、
成約率もかなり高まります。
気をつけたいこと
最後に、このFABはどんな場合でも、
BAFの順に説明すればいいワケではありません。
例えば、美容に詳しくて知識のある方に、、
ダイエットサプリで痩せますよとか言われても、
ぜんぜん響かないワケですよ。
もうそんなこと知ってますからね。
だから、こういう場合は、Featureだけで十分です。
他のサプリと違って、これだけ品質がいいので、
だから非常に効果が高いですよ、と。
これだけでOK。
つまり、相手との信頼関係や知識量などに応じて、
使い分ける必要があります。
ただ、基本的には、BAFの流れを基準にしましょう。
ぜひ、ブログを書く時やセールスレターを書く時などなど、
ものを売る時には、ぜひ使ってみてください。
ちなみに、このスキルは、
ふだんのコミュニケーションでも使えます。
その使い方を学びたい場合は、こちらも読んでみてください↓
コピーライティングの重要性が小学生でもわかるように解説してみた
この記事ではFABについて、
僕が見かけた残念な広告の話と、
コミュニケーションで活かすための方法を紹介しています。
よりFABについての理解が深まるし、
ふだんの会話でも使えば、
より相手に伝えたい事をわかりやすく伝えられるので、
人間関係にも良い影響がたくさんあります。
なので、ぜひ使いこなせるようになってくださいね。
読んでいただき、ありがとうございました。
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