ちょっと挑発的なタイトルですが、
それぐらいコピーライティングって重要なんですよね。
だから、この記事に興味を持って欲しいなー
と思ってこんなタイトルにしました。
これも、コピーライティングのテクニックの一部です。
「小学生でもわかる」とか言われたら、
「あ!?小学生にそんなもんわかるわけないだろ!」
と思ったかもしれません。
こんな風に感情を動かしたい時にも、
コピーライティングが使われてるんだ、
ってことを知ってもらえたらなと。
ちなみに、この感情っていうのもすごい大事なんだけど、
これも話すと、文量がヤバいことになるので、
今回はコピーライティングに絞って話していきます。
まず「FAB」という言葉の意味がわからない場合は、
前提知識があると、この先の内容がよりわかりやすくなるので、
この動画を見てから、記事を読んでみてください。
街で見かけた残念な広告
僕がなぜ、コピーライティングについて
語ろうかと思ったかというと、
この前街を歩いていた時に、残念な広告を見つけたからです。
その広告というのは、新聞配達のバイト募集の広告です。
そこに書いてあったのがコチラ↓
毎月2万キロカロリー消費!
※他にも「お小遣いが稼げる」とか書いてましたが、
このカロリーがいちばん気になったので、コレを題材にします。
「2万キロカロリーがどうしたんだよ!」
これじゃ何を伝えたいのか、よくわからんがな…
たぶん新聞配達してれば、たくさん歩くからやせられるよー
ってことを伝えたいのでしょうが、これじゃわかりづら過ぎ(苦笑)
おそらくカロリー消費を強調しているから、
ターゲットは主婦だと考えられる。
つまり、このことから、
主婦が応募してくることが多いこともわかりますね。
より深掘りしていけば、
年をとるにつれ、だんだん脂肪がついてきて、
体型が気になる主婦をターゲットにしてるんでしょう。
でも、その主婦からしたら、
別にカロリーが消費したいワケじゃないんですよ。
痩せてキレイになりたいんです。
ここが超重要。
なら、その昔の若いころのスリムな体型に戻りたいってことですよね。
つまり、メリットの部分を強調しないと。
なので、広告出すとしたら
- 1ヶ月でマイナス3kg!⇒数字で具体的に
- お金も稼ぎながら楽しく痩せられます⇒やせる以外にお金のメリット。家計の足しにもなる。
みたいな感じですかね。
でも、これだとメリットで終わってしまっているので、
ベネフィット、つまり、痩せることでどんな未来が得られるのか?
というのをイメージさせてあげられるとなお良いですね。
- 10年前のモテモテだったころに戻れる
- 運動することで健康的になれる(病気になりにくくなる)
- キレイになって旦那を振り向かせたい
みたいな感じですかね。
このように、ベネフィットまで伝えられたら最高です。
あとは、実際に働いている人のエピソードとかあるといいですね。
ただ、ここまで本格的にやるとネットじゃないと、キツイかもだけど。
ちなみに、この新聞配達の広告は、その新聞社の壁に貼ってありました。
これも改善した方がいいだろ…(^_^;)
興味なかったら誰も見ないやろ、と。
せめて、近所にビラ配るとかさ。
まあそんなに人雇う気はないなら、
今のままでもいいかもしれないけど、
人手不足で困ってるなら、もうちょい考えた方がいいのになと思う。
ふつうにネットで募集とかしてるのかな?
してるならそれなりに人は来そうだけど、
あの広告を見てなんか不安になりました(苦笑)
いくら良い広告作っても、ちゃんと求めてる人(今回だと主婦)
に知ってもらわないといけないから、
マーケティングもちゃんとしなきゃいけませんが。
マーケティングについては、これを読んでみてください↓
コピーライティングは「言葉の力」
それはさておき、コピーライティングですよ、今回は。
けっこうカン違いしてる人がいますが、
コピーライティング=売れる文章を書く力、ではありません。
正しくは、
コピーライティング=言葉の力、です。
ふだんの会話とかでも、コレは活かせます。
さっきベネフィットを伝えるのが良いと言いましたよね。
例として、僕はファッションが好きなので、
服に無頓着な友達に、オシャレした方がいいよ、
と伝えたい場合で考えてみましょう。
まず良くない例。
「お前ダサいから、もっとちゃんとした服着ろよ!」
ちょ、直球すぎる…(苦笑)
これは相手のことを否定してるだけですね。
こんなん言われたら、友達の縁を切られる可能性もあるでしょう。
次は、よくあるパターン。
「お前ファッション変えたら、カッコよくなれるよ!」
まあ、さっきよりはかなり良くなってます。
でも、コレじゃさっきの広告でいうメリットにあたります。
友達からしたら、
「まあ確かにカッコよくなるのはいいけど、
う~ん、そこまで頑張らなくていいかな…」
って感じだと思います。
では最後に、ベネフィットを与える場合。
「お前の好きな○○ちゃん、
オシャレな男が好きって言ってたよ!」
こう言えば、彼はファッションのことが
気になって気になって仕方がなくなるでしょう。
3つとも、もっと服に気使えよ、
と言っていることは同じです。
でも、伝え方次第で、
嫌な気持ちにさせるかもしれないし、
前向きに行動させることもできる。
これがコピーライティングの力です。
もし悪用しようとすれば、
相当ヤバいことはわかりますよね?
例えば、サギ師とか。
ああいう人って、口が相当回りますからね。
感情を上手に揺さぶって、金を騙しとるんです。
これを読んでるあなたは、
絶対こんなんにならんでくださいね(苦笑)
自分や周りの人の人生を良くするためだけに使って下さい。
僕は以前、相当ひどいコミュ障だったけど、
それなりにマシになった理由の一つは、
このコピーライティングを学んだからです。
話すのが苦手な人は、ぜひ勉強してみてください。
コレを身に付ければ、マジで変わりますよ。
読んでいただき、ありがとうございました。
この記事へのコメントはありません。