僕が記事の添削をしてもらっていた時に、よく注意されていたのが、
『1つの記事には1つのテーマしか書かないこと』
でした。
当時の僕は、
「いやいや、いろんな情報があった方がお得感があるじゃないか!」
と思っていたのですが、理由を説明されると、
確かのその通りだな~と思ったのをよく覚えています。
いろいろ教えてあげるというその姿勢は
良いのですが、ものには限度があります。
そこで、今回は、
1記事1テーマを守ることの大切さ
について考えてみましょう。
情報の詰め込み過ぎがイケナイ3つの理由
1記事1テーマが良いと言われるのは、
情報をたくさん載せると、次のような問題が起きるからです。
- 容量オーバーしてしまう
- 大事なポイントがハッキリしない
- 1つのテーマに対する情報の質が落ちる
では、たくさんの情報がてんこ盛りの記事を読むと、
読者はどう感じるのかを探っていきましょう。
1.容量オーバーしてしまう
人は、一度読んだ記事の内容を完璧に記憶できるほど、
優秀な記憶力を持ってはいません。
読んだ後に覚えているのは、
せいぜいホントに大事だと思った部分くらいです。
実際、僕もこんな感じです。
(ひどいときは何も頭に入らなかったことも…苦笑)
つまり、たくさん良いことを書いても、
ほとんど忘れられてしまうというワケですね。
読者にとっては、記憶に残った部分だけがブログの評価につながります。
いくら自分が頑張っても、それが100%正当な評価を下されることは
まずないと思ってください。
だから、1記事1テーマにして、
大事なことを1つだけ覚えて帰ってもらえればいいや~、
ぐらいの気持ちで考えましょう。
その方が読者にとってもわかりやすいですし、
良い記事だなと思ってもらえますよ。
2.大事なポイントがハッキリしない
1番でも軽く言ってますが、大事なポイントがいっぱいあるということは、
それだけ伝えたいことが分散される、ということになります。
もし学校の授業で、
「はい、コレもソレもアレも大事だから、全部覚えてくださいね~」
とか言われても覚えられませんよね(^_^;)?
授業の場合は、進行ペースの問題もあるので、
ある程度、仕方のないことかもしれませんが、
ブログの記事では読者のペースに合わせてあげましょう。
『1つのテーマを徹底して伝える』
常にこれを意識しながら記事を書くようにしてくださいね。
でも、実際に教えるのがうまい先生って、
これがちゃんとできてますよね。
たぶん、記事を書かせても上手に書くと思います。
僕の代わりに書いてくれる人いないかな…(笑)
3.1つのテーマに対する情報の質が落ちる
例えば、「風邪 原因」で調べに来た人たちって、
どんなことを知りたいでしょうか?
ズバリ、風邪を引いた原因が何なのか?を知りたいワケですよね。
つまり、後のことは別に必要ないんです。
それなのに、原因の他に、治療法や風邪に効く食べ物まで
親切だと思って紹介してしまう…
良かれと思ってやったことが裏目に出る典型的なパターンですね。
これだけならまだマシなんですが、
他のことについても書いたせいで、
原因についての解説が少なくなってしまうのが1番ダメ。
読者が詳しく知りたい部分を削ってどうすんのよ…と(^_^;)
いろんな情報をプラスすることで、
当然文字数は多くなりますから、バランスを取るために、
無意識で各テーマの内容をそぎ落としてしまうことがかなりあります。
知らぬ間にやってしまうことなので、
これを修正するのはほぼ不可能です。
なので、
情報の量よりも、1つのテーマに対する質を高めること
が重要だということを肝に銘じておきましょう。
まとめ
1記事1テーマにしなければいけない理由、
これで痛感してもらえたんじゃないかと思います。
特に最初のころはやってしまいがちなミスなので、
慣れない内は、常に意識できるように、
デスク周りに「1記事1テーマ」と紙を貼ってもいいかもしれませんね。
これを気をつければ、読者に優しい記事になるので、
徹底してみてください。
これも読者のことを考えた一つの形ですよ。
読んでいただき、ありがとうございました。
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